「今は文明の転換点」藤村先生からのメッセージ
エココンテスト「チエコ」審査委員として、いつも独創的で温かい講評をいただいている藤村靖之先生からもメッセージを頂戴しました。困難な状況の中、希望に満ちたお言葉です。
僕たちはいま文明の転換期の真っただ中に生きていることは、どうやら間違いのないことのようですね。
次の文明という明るい希望を持てる時期ですが、多くの困難や破綻を伴います。
困難に堂々と立ち向かい克服しないと次の文明が開けないものと覚悟を固めて行動する時期でもありますね。
旧文明(=アングロサクソン文明)は自分の欲望で人や自然を支配することを特徴とする文明でした。調和を無視した支配の結果
環境・平和・保健衛生・人権が限りなく虐げられ、限界を超えたのが現在の状況でしょう。
気候変動も分断・対立の激化もコロナウィールスも人権侵害の激化も、限界を超えたことの象徴的な出来事のように感じられます。
これらの困難は、未だ序の口に過ぎないような予感がします。更に困難は増すでしょうが、覚悟をきめて、立ち向かい、克服してゆかねばなりませんね。
いま、世界中の敏感な女性や若者が「知ること・繋がること・自立すること」を合言葉にして活動しています。
この合言葉は、アングロサクソン文明の戦略的特徴である「非論理・分断・依存」のアンチテーゼになっていますね。
偶然かどうかはわからないのですが、アングロサクソン文明からの転換を実感できることですね。
敏感な女性や若者は次の文明の特徴を「共感がエネルギーを生む」文明そして、環境と平和と保健衛生と人権が守られる文明とイメージしている節があります。
つながーるずの活動も、僕にはそういう流れの一つと写っています。だから、精一杯応援しようと決めていたことです。
コロナウィールスは困難の序の口に過ぎないので、ぜひ軽やかに乗り越えていただき、チエコのような意義深い活動をお続けください。
こういう時期にこういうことは、継続に最大の意味があるような気がします。
なるべく応援したいと思います。