ハイセンスなエコの発信
エコって、結局はどんな生き方をしたいかに通じるのではないかしら。
眉間にしわを寄せて「地球環境のために我慢」と、力んで暮らしている人にはあまりお目にかかったことがないですね。
日常生活の中に自然エネルギーを取り入れたり、省エネの工夫をしたり、手仕事で不要なものをよみがえらせたり。そういう創造性に満ちて自分が楽しいと思える実践の結果が、持続可能な暮らしにつながっていくのだと思います。
そういう実践を軽やかにセンス良く上手に発信しているのが、チエコのスポンサー企業の皆さま。
写真は、香川県三豊市の工務店・菅組さんの広報誌「あののう」。先述したような暮らしをしている住まい手のレポートも興味深いけれど、私が楽しみにしているのは社長の菅徹夫さんフォトエッセイ。四国の風土に根差した素材や、庶民の暮らしを支えた建物のレポートからは、瀬戸内の凪いだ海の香りが漂ってくるようです。
こちらは、東京の工務店・伊佐ホームズさんの広報誌「伊佐通信」。世田谷の駒沢公園という閑静な地区に本社を構えるだけあって、とても品の良い内容です。おしゃれな誌面の中に、伊佐ホームズさんが関わっている森のことや、職人さんの話が出てきて、読み応え抜群です。
(平山友子)
ご興味を持たれた方は、HPをご覧くださいね。
菅組 https://www.suga-ac.co.jp
伊佐ホームズ http://www.isahomes.co.jp